2008年06月29日

カビが原因でかかる病気

 カビによる人の疾病は、次の3つに区分されます。

(1)真菌感染症(真菌症)
  カビの胞子や菌糸の一部が取り付いた皮膚から侵入したり、呼吸ま  たは経口的に体内に取りこまれたものが定着したところで増殖し、  病変を起こしたり、機能的な障害を与える病気。
(2)真菌アレルギー症
  カビによって起こる各種のアレルギー症
(3)真菌中毒症
  カビ毒(マイコトキン)と毒キノコ等を喫食することによっても起  こる食中毒。

 これら3種類の疾病を起こす真菌を「病原真菌」と言いますが、この中に、健康人にとって無害菌であっても、白血病やガン腫などの重篤な患者が抗生物質や抗がん剤などを投与され、体の抵抗力を弱めているのに乗じて、その患者に各種の感染症を起こすカビも含めますから、病原真菌または、病原菌と言うときは、真菌感染症を起こす可能性を持っているカビを指すものと考えていいでしょう。
 現在、人に対する病原真菌として分かっているものは、まれな例を含めて約80属、180〜200種、ある程度以上見られるものは、約25属、50〜60種あります。
 これらの病原菌が患者に取り入った経路がよく分かっているものもありますが、まだ判明していないものもたくさんあります。

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2008年06月27日

畳に発生したカビ

 畳はカビにとってとても栄養分を多く含んでいるものです。壁や天井の防カビより少し配慮が必要です。ここで、畳に発生したカビの退治法を紹介します。
 先ず使用材料は、家庭で使う漂白剤、薬局で売っている消毒用のアルコール、きれいな布切れを準備します。手順は漂白剤を有効塩素が0.5%以下くらいに水でうすめます。漂白剤の字亜塩素酸塩は低いとはいえ毒性がありますので、必ず窓を開けて換気しながら作業をしてください。
 この漂白剤をポリ容器に入れ、ゴム手袋をして、ぞうきんで畳の表面のカビをふきとってください。漂白剤は殺菌力がありますが、菌を殺すことができるのは細菌類です。カビを殺すには濃度を高め、浸漬時間を考えなければなりません。
 また、あまり漂白剤の濃度を高めると、畳の青さまで漂白してしまうので注意してください。漂白剤を使用しなくなったら、水でふき取るだけでも結構ですが、乾いた布は胞子を撒き散らすので不適です。
 次に、アルコールを布にしみ込ませて、こまめにふき取ります。アルコールによる殺菌力のほうが確かです。水分も発散するし、効果的です。その際も風通しには気をつけましょう。


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タグ:たたみ カビ
posted by クッキングパパ at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | カビの予防法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月24日

カビと除湿機

 カビにとって、最適な温度を与えても水分がなければ、繁殖はできません。逆に言えば、カビにとって加湿器はありがたい存在なのです。
 加湿器がありがたい存在であれば、除湿機カビにとって天敵です。除湿機や換気装置の置き場所は、水蒸気の発生源に近いほど効果的です。炊事をする時は必ず換気をします。換気だけでは逃げる水蒸気もあるので、キッチンに除湿機を置いておきます。
 入浴の際の換気ですが、浴室の換気は当然するのですが、脱衣室にも除湿機を移動して置いておくといいでしょう。また、洗濯物を室内に干す場合は、浴室がいいのですが、浴室に干さずに居室内に干す場合は、除湿機に頼るしかありません。その場合、室内のど真ん中においてください。できるだけ、洗濯物を干している部屋のドアや窓は閉めておきましょう。
 除湿機で心配なことは、除湿した水をためておくタンクを掃除しないことによる微生物の汚染です。メンテナンスの方法は、水を抜き、あらかじめキッチン用漂白剤をバケツにつくっておき、そこに一昼夜漬け置きしておきます。タンク内に微生物を繁殖させないためには、除湿機に戻す直前に、漂白剤を10適程度、タンクに入れておけば、二日間は微生物の汚染は防ぐことができます。漂白剤の匂いがどうしても気になる方は、タンク内にアルコールを吹き付けておき、水がたまったところに、容量で20%くらいになる程度のアルコールを入れてください。

コンパクト除湿機
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posted by クッキングパパ at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | カビの予防法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月16日

押入れのカビの退治法・予防法

●押入れのカビの退治法
カビの色素を落とす方法》
@押入れの物を取り出します。
A窓を開けて、十分に換気します。
Bカビが発生している箇所に浴室用漂白剤を塗布します。
Cよく漂白するにはティッシュペーパーに漂白剤をしみ込ませて、ビニールを張って放置しておきます。
D漂白がすんだら、濡れた雑巾で拭き取ります。
Eよく乾燥させてから、消毒用アルコールをブラシなどで擦りながら塗布します。

カビの色素は残っても実害だけは防ぐ方法》
@カビの発生している箇所に消毒用アルコールをスプレーで塗布します。
A消毒用アルコールで十分湿らせた布を使用して、カビを擦り取ります。
Bよく乾燥させ、再度、消毒用アルコールをスプレーで塗布します。

●予防法
@押入れの床部位は、スノコを入れ、壁や天井から5〜10センチ離して物を入れます。特に外壁に面している壁がある場合には、十分に物を離して入れておきます。
A引き戸の場合は、両側を5センチ程度ずつ開けておき、空気を流通させ、滞留を防ぎ、温度差もなくします。
B新聞紙や活性炭を除湿のために入れなければならない状況のときは、それをやめて、思い切って、除湿機を入れます。(新聞紙や活性炭などを入れる場合は、それらも保湿して微生物汚染の心配があるので、こまめに取り替えたり、乾燥させたりします。)
C収納物で保水性がよいと思われる物が、手で触って湿っぽくなっていたら、その都度、天日干しをします。
D冬の時期、結露で常に濡れている場合は、業者にたのんで、断熱工事を行います。

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2008年06月04日

浴室のカビ退治法・予防法

●浴室のカビの取り方
 必要なものはマスク・ゴム手袋、浴室用漂白剤または中性洗剤か石鹸、消毒用アルコール、歯ブラシ、たわし、硬いスポンジ、布。全ての作業中は、マスクとゴムの手袋の着用をおすすめします。
 先ず、漂白剤やアルコールを使用しますので、匂いがこもらないように窓を開けて、換気扇も回します。そして、カビが発生している個所に浴室用漂白剤を商品説明書のとおり塗布します。次に、ビニールで覆って放置しておき、漂白がすんだら、シャワーで水洗いします。ここでは漂白剤を残さないことが重要です。
 漂白剤は、酸化力が強い次亜塩素酸ナトリウムというものが主成分で、台所用漂白剤と主成分は同じです。それは強烈な臭気で、もちろん健康によくありません。化学物質過敏症の方は中性洗剤や石鹸を水で薄めてブラシで擦りとってください。カビの色素は残りますが、カビの胞子や菌糸はバラバラになり、水に流されます。
 漂白剤や洗剤などの水洗いがすんだら、次の消毒用アルコールが浸透していくように十分乾燥させます。乾燥が足りずに水分を残していると、アルコールの浸透力は低下してしまいます。
 そして、消毒用エタノール(薬局で販売している65%以上のアルコール)を十分に塗布します。その際には、歯ブラシやたわし、硬いスポンジなどで、強く擦りながら塗布すると、カビはより確実に殺すことができます。

●予防法
 カビとりを終えても、表面のカビを殺したまでにすぎません。菌糸は素材の中に食い込んでまだ生きていますので、カビに汚染されないための予防をしておかなければいけません。先ず、浴室使用後は、毎日シャワーで壁の汚れを流します。浴槽のお湯は毎日、排水し、換気を十分にして、浴室の湿気をためないようにします。そして、週1回は壁だけでも洗剤を使って擦り拭きをしてから、乾燥させて、アルコールを塗布しておきましょう。

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posted by クッキングパパ at 18:38| Comment(11) | TrackBack(0) | カビの予防法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カビのチェックポイント

 カビ汚染を知るために、住宅の各部屋ごとのチェックポイントをまとめました。

@居室
a天井
 ・外周壁から1メートルの範囲内
b
 ・北側に面した隅の部位
 ・窓の周囲とサッシビート
 ・家具に面している個所
 ・ビニールクロスが少しでも変色をしている個所
 ・カーテン

 ・外壁に面した部位
 ・通常歩行していない個所
 ・床材の裏(カーペットや畳は一部をはがして目線で確認する)
dエアコン
 ・フィルター
 ・吹き出し口
 ・熱交換器
e家具の裏面
fぬいぐるみなどのホコリがたまりやすい物

A浴室
a天井全面
b壁
 ・隅の部分
 ・タイル目地
 ・窓のまわり
 ・鏡の裏
 ・その他に取り付けている器具の裏
c床
 ・石鹸
 ・シャンプー置き場の下とその床面
dイスやおけ全体
e浴槽のフタ
 ・凹凸部分

B脱衣場
a水とりマット
b洗濯機の裏および槽の裏側

C台所
a換気扇周り
b流し台の下
c地下食品保存庫

D玄関
a下駄箱
bドアと周辺部


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2008年06月03日

有機物を無機物に戻すカビ

 カビなどの微生物の一番大きな役割は、有機物無機物に戻すことです。地球上では、植物が太陽のエネルギーを利用して、無機物から有機物を作ります。その植物を動物が食べ、動物が死ぬと、今度はカビなどの微生物が動物や植物などの有機物を分解して、無機物として土や空気に戻すという「無機物→有機物→無機物」の循環サイクルの大役を担っているのです。
 カビなどの微生物が、唯一、自然界で有機物を無機物にすることができる生き物で、大変重要な役割を果たしています。原油の流出事故で海洋汚染があっても、原油を分解する微生物がちゃんと海の中にいて原油を分解してくれるのです。
 味噌、醤油、カツオぶしなどは発酵食品として大いに利用しています。カビの持っている「有機物を分解する性質」が人間に役立てば、そのことを「発酵」と呼び、役にたたなければ、「汚染」と呼びます。カビの動きを人間の側から区別しているのです。
 しかし、人間のそのような区別は、大多数の微細な生物であるカビにとっては、どうでもよいことであり、相手にもしてくれません。
 カビは、自然界の循環サイクルを維持するという地球規模の大役を果たし続けているのです。

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カビの予防は掃除から

 集合住宅のカビを調査に行くと、清掃が行き届いた家とそうでない家では、カビの汚染状態に大きな差が出るため、清掃が何よりの基本ということがよくわかります。同じ階の両端が外壁に面していない家庭を見比べていくと、掃除の嫌いな方や共働きで掃除がこまめにできていないような家庭のカビの汚染率はやはり高く、局所的に家の構造上でかびていることを除けば、まめに掃除をしている家庭はカビの繁殖は抑えられていることが多いのです。

こまめな掃除の基本は以下の通りです。

@一日一回の掃除機がけ。

A1週間に1回はきれいな布で拭き掃除

Bぬいぐるみやクッション等、湿気を吸収しやすいものは、晴れた日には、天日干しする。

Cお風呂場は毎日、水抜きをし、換気する。1週間に1回は壁面まで拭き掃除をして、アルコールを塗布する。

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